Libcap パッケージは、Linux カーネルにおいて利用される POSIX 1003.1e 機能へのユーザー空間からのインターフェースを実装します。 この機能は、強力な root 権限機能を他の権限へと分散します。
スタティックライブラリをインストールしないようにします。
sed -i '/install.*STALIBNAME/d' libcap/Makefile
パッケージをコンパイルします。
make
このパッケージにテストスイートはありません。
パッケージをインストールします。
make RAISE_SETFCAP=no lib=lib prefix=/usr install chmod -v 755 /usr/lib/libcap.so
make オプションの意味
RAISE_SETFCAP=no
            このパラメーターは setcap が自分を利用しないようにします。 このことにより、カーネルやファイルシステムが拡張属性をサポートしていなくても、インストールエラーが発生しないようにします。
lib=lib
            
                このパラメーターは x86_64 においてライブラリを $prefix/lib64 ではなく $prefix/lib にインストールします。 x86
                においては何も効果はありません。
              
          共有ライブラリは /lib に移動させます。 これにより
          /usr/lib にある .so ファイルを再生成します。
        
mv -v /usr/lib/libcap.so.* /lib ln -sfv ../../lib/$(readlink /usr/lib/libcap.so) /usr/lib/libcap.so