イベントプロシージャの作成オブジェクトは実行時に、いろいろなイベントを発生します。 WideStudio では、そのイベントに対し、プロシージャとよばれる プログラムを張り付けることで、プログラミングを行います。 まずは、具体的に下記の機能を持つ簡単なプロシージャを作ってみましょう。![]() [イベントプロシージャの作成] イベントプロシージャ定義ダイアログには、次に示すように設定します。 ![]() [イベントプロシージャが作成されたところ] 図中の btn_ep を ダブルクリックすると、エディタが起動して、関数が 編集できるようになります。使用するエディタは、 デフォルトでは、vi になっていますが、[プロジェクト] メニューのプロジェクト設定の環境設定で、お好みの エディタが指定できます。 ではまず、ボタンに「Hello!」と表示するように プロシージャを書いてみます。
#include <WScom.h>
#include <WSCfunctionList.h>
#include <WSCbase.h>
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//Function for the event procedure
//-----------------------------------------------
void btn_ep(WSCbase* object){
object->setProperty(WSNlabelString,"Hello!"); //A
}
static WSCfunctionRegister op("btn_ep1",(void*)btn_ep1);
A に示す行は、イベントプロシージャを張り付けた
オブジェクト(この場合は、newvbtn_000 ボタンオブジェクト)
のプロパティ WSNlabelString( 表示文字列 )を 、
「Hello!」に設定しています。
Document Release 3.00 For Use with Wide Studio Release 3.00, Summer 2002
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